故郷浅口のお雑煮

もうすぐ、お正月ですね。

故郷の母校の小学校では、秋に収穫したお米で「親子の餅つき大会」が行われました。

やはり、丸餅と聞いて、既に故郷を離れて久しくなりますが、脳裏に懐かしく思い出していました。

 

丁度、11月に帰郷の車窓から、故郷に近づき始めると、あちこちの畑に里芋の大きな葉が元気に育っている風景を見かけました。お正月用だなと分かりました。

 

先月の日本経済新聞の「元気のココロ」欄に公認スポーツ栄養士のこばたてるみ氏のお雑煮の記事によると、「その土地の産物をひとつの鍋で煮た料理のことで、縁起のよい食事として『ハレの日』に食べられてきました」とあります。

 

『ハレの日』というフレーズに、これは何と言っても「晴れの国 岡山」に始まり、わが故郷の浅口の素晴らしい青空のあさくちブルーのお雑煮が気になります。

 

私の記憶によると、丸餅で濃い目の醤油ベースに出世魚の鰤(ブリ)の切り身が入っていたことと、紅白の蒲鉾とほうれん草と里芋とユリ根が入っていた記憶があります。

きび餅の好きな父親のお雑煮は、丸いきび餅だったと少しづつ思い出してきました。

 

またいつか故郷の美味しいお雑煮を頂ける日を楽しみにしています