図書の持つ力

毎週、図書をカートに乗せて各病室を巡回して、図書の貸し出しと、また図書をツールにお話し相手もさせていただいています。
昨年11月の日経新聞に、英ロンドン大神経生物学研究所の石津智大研究員のチームが、絵画や音楽を「美しい」と感じた時に、脳の一部の血流量が増加するため、今後の医療に役立つとの研究結果が報じられていました。
実は、お勧めした一冊の本が、病気の方にとっても大きな力になることを実感しています。
「元気を貰えた」「参考になりました」「明日の手術の不安を和らげてくれました」「この一冊の本に出会えてとても嬉しい」
病気の方に深い感動を与えるという点では、本も同じようにかけがえのない存在ではないでしょうか。