四つ葉のクローバ

8月の27日と28日の2日間、石川啄木や宮澤賢治で有名な盛岡を訪れました。私にとっては「はやぶさ」も盛岡も初めて尽くしでした。

ホスピタルの原語ともいわれるホスピタリティといわれる「もてなし」を再認識する2日間になりました。

お目にかからせていただいた方々は、私が都会の喧騒に埋没し、カサカサした心を見抜いたかのように、さり気なくそれぞれのかかわり方で包み込んで下さいました。

岩手大学の敷地内に、啄木の妻で「節子の井戸」といわれる古井戸が復元されています。節子夫人も啄木と同じ27歳という若さで病死しました。

立ち去ろうとした私の足元に密生したクローバーの中に偶然「四つ葉のクローバ」を見つけました。

「四つ葉のクローバ」に託して、節子夫人は私に何を伝えたかったのでしょうか。