返事をする

最近というか、ここ数年以上気になっていることの一つに、返事をしない人が多いと感じます。

「◯◯さん」「◯◯さま」と声を掛けても、シーンとして反応がないのです。

対面職種の窓口で、例えば医療の現場でも、名前を呼んでも返事が返って来ないケースに接することが多くなっています。

 

医療の現場では、症状の判断にも繋がるとも考えられるのですが。

必要があっての行動にも拘らず、時には不審な疎ましい表情で、立ち上がるだけで「はい」という返事はいただけないようです。

確認が必要でも、残念ながら「はい」とは返って来なくて、頷くのみの方が多いように思います。

または「え〜」とかで、お終いになってしまいます。

 

「唄を忘れたカナリヤ」ならぬ「返事を失くした人」が多くなっていませんか。

しかし、自分はさて置き、相手側には返事を要めるケースも発生しています。

個人情報の影響もあるのでしょうか。

また、全てが機械化がされ、画面にタッチすれば済む世界が主流になってきたということでしょうか。

 

声に出す機会が少ないのか、学生の実習でも声の弱々しさを感じます。

まもなく、新社会人の研修の季節も始まります。

相手に対する礼儀作法の基本に思うのですが。

「はい」という返事のもつ必要性に気付いてほしいと考えています。