カード一枚で処理する社会とも言えます。
医療の現場では、診察カードは不可欠です。
サイズも同じで、多くは色彩で識別しているのではないでしょうか。
自動再来機の前で、他の医療機関の診察カードを入れると同時に拒否メッセージがでます。
確かに事前に再来機を使用する前に、判ったとしましょう。
どのように答えるでしょうか?
突然、「そのカード、間違ってますよ」と言われた方の表情が、サッと
変わりました。
「上から目線」のきつい言葉、精神的に傷つく言葉です。
もう少し、優しい表現ができないでしょうか。
先日も、ある小委員会で接遇マナーの研修会で話題にしました。
ストレートな表現が必要な場合もありますが、優しい表現も求めれれます。
事前にカードが間違っている場合、「恐れ入りますが、当院のカードでお願いします」
間違いに気づかず、処理しても拒否された 場合、「恐れ入りますが、当院のカードと間違われたようで」と言葉を控えるようにします。
どちらも相手の気持ちを傷付けない心遣いを含んだ表現ではないでしょうか?
「恐れ入りますが」の代わりに「すませんが」という表現も慎みたいと思います。
敬語は優しさから生まれた言葉と言われています。
スピード社会の中で、健康を取り戻すために努力している方にこそ、敬語が大切です。