2016年

6月

30日

初々しい

数日前にパラパラと時折雨が降る1日でした。外出を控えていたけれども必要に迫られて折り畳みの傘を持って出かけることにしました。

結局目当てとしていたものが見つからず、気がつくと二駅先まで歩いていました。
案じていた通りに雨が降り出しました。また 私は路地から路地とショートカットしていましたところに、まだこんなに初々しさを残した紫陽花に思わず、パチリ。
明らかに水はけが悪く、人が一人通り抜けるような狭い路地に遅ればせながら、今紫陽花がひっそりと咲き始めています。
今日で水無月も終わりますが、長くお付き合いいただいた紫陽花ともお終いにします。執着心の強い女と思われるのは私としては心外。すでに気持ちは7月モードです。

2016年

6月

29日

自然のままに

いよいよ紫陽花も自然の力に委ねる季節になりつつあるようです。

今回も最後まで複雑で例えようのないうす紫とベージュ系の混ざった紫陽花の花色ですが 、偶然にも毎日見ていた紫陽花が変化しています。
その花色は関心を持っていた紫陽花に似ていることに気づきました。
ありのままの自然界では、6月の終わりに同じような花色になることがわかりました。
世間ではアンチエイジングや健康寿命が取り上げられていますが、私には敢えて寿命を急がせてまでも美を求めることに疑問を持ち、酷にすら思うのですが。
かつて「狭い日本、そんなに急いでどこに行く」といったフレーズを思い出します。
もしかしたら私の思考に加齢現象が加速しているのでしょうか。

2016年

6月

28日

セピア色?の紫陽花

この紫陽花の花色の表現には戸惑いました。やはり最初からこの状態で咲き続けているのです。

古いアルバムを思い起こすような感覚が頭に浮かんできます。
また19世紀の頃の絵画の色彩にも似ているようでもあり、ヨーロッパの古城に似合う紫陽花とも想像できます。
色々とたくましく想像を重ねましたが、結果は残念ですが出ないままです。
世の中には、わからないことがあっても良いのではと自分を納得させています。
そうは思いつつも、約20年近くになるでしょうか、体調を崩した私を案じた友人は、東北の秋に誘ってくれました。
セピア色?の紫陽花の花からいずれは、かつて友人と最上川舟下りの乗船場の戸沢村で見たドライフラワーの紫陽花に重なります

2016年

6月

27日

みどり?の紫陽花

3月からブログを始めて、私の好奇心に火が付いたようです。

紫陽花の花の種類は多種多様とのことですが、どうやら好奇心でも紫陽花の花にはまったようです。
私は毎週、往復で4回から6回はこの珍らしい紫陽花の前を通り過ぎています。なんとも表現に苦しむ花色が気にかかったままでいます。不思議なことに、花の色が変色しないというか 今でも衰えを感じないままで咲き続けているのです。鉢物で、管理者の目が行き届いているのでしょうね。
これまでにアップしました花の多くは、地についた自然体の花に徹することを信条にしてきましたが 。
もう少し珍らしい紫陽花の花にお付き合い下さいませ。

2016年

6月

26日

藍色の紫陽花

昨日の曇り空が嘘のように、梅雨の晴れ間が見えすっきりとした青空が広がりました。

強い日射しにもめげずに藍色の紫陽花がしっかりとした大輪の花をつけています。紫陽花は400種ほどあるそうですが、一番馴染みやすく、紫陽花といえば藍色の紫陽花をまず思い浮かべます。
紫陽花はラテン語で「水の器」という意味だそうです。
やはり紫陽花には雨が似合うようですが、たっぷり水分を含んだ紫陽花からはパワーをいただきませんか。
つくづく人はわがままというか 自分勝手で今日のように真夏日になると、冷たいものが欲しくなります。
藍色の紫陽花に満足感を味わいながら、いつしか私の足はコンビニに向いています。
そうだ ガリガリ君を買って帰ろうなんていう味気ない発想をしています。
堂々とした先ほどの紫陽花にチョット恥じらいを感じながら。

2016年

6月

25日

白い紫陽花

昨日の検査結果も問題なく、ホッとしました。休日でも通常の生活のリズムは変わらず、自宅の窓からまだ雨模様に案じていることありました。常々執着心がないと言いながら、気になっているのが、先日の真っ白い紫陽花の花でした。

少し周り道をして白い紫陽花を見守り続けています私がいます。
なぜか白い花に心が惹かれるのです。
時間があれば新聞の切り抜きの整理をしていますが、私の気持ちを代弁するかのような新聞の切り抜きがあります。
どちらも日本経済新聞に掲載されたもので、一つは2004年6月に掲載された服飾史家の中野香織氏の連載による「モードの方程式」に「白という色」、もう一つは2009年6月に掲載された装丁家の菊地信義氏の連載による「プロムナード」に「心の色」というエッセイです。まさにその通りなのです。
偶然でしょうか、このいずれも6月の掲載です。
都内の紫陽花は少しお疲れ気味のようですが、6月も間もなく終わろうとしていますので、楽しませてくれた紫陽花に関連したのはテーマを取り上げていきたいと思う今日この頃です。

2016年

6月

24日

MRI検査

今年で3年目になりますが、転倒して高度救命救急センターで、思いがけない病気を見つけることに繋がりました。問診の結果は問題ないとの担当医の診断ですが、念のためにMRIの検査もします。

検査というのは結果が出るまで落ち着かないものですが、気のせいかMRIの独特のけたたましい音、まるで工事現場のコンクリートを切断している音に似ています。
私が初めてMRIの経験をしたのは、まだ保険適用ではないと24年前のことです。当時は耳栓もなく様々な音に不安と興味を持っていました。
最近は保険適用で、耳栓から聞こえる音が毎年違って聞こえてきます。
部位の違いなのか、検査中前日に見た花を思い出していました。頭部に360度、今電磁波が降り注いでいるのだと。なるべく楽しいことを考えるようにしています。
検査の結果は異常なし、先生は画像を丁寧に説明してくださいました。
360度ということで思い出すのは、薬学部のが、学生が外来実習の時、「淺野さん、外来はMRIと似てますよね。常に周囲360度、MRIと同じように気配りが必要なんですね」

2016年

6月

23日

静かな1日

6月に入ってこれといって取り上げるほどの忙しさではないのですが、チョット疲労感が強く、蓄積疲労に近く、心身ともに休みたいと全身がシグナルを発しています。
今日はその貴重な1日となりました。まさに「会話なし、訪問者なし、外出なし」でした。
しかし 体は休みなさいというサインですが、頭の方はやはり、6月中に整理しなければならない長年の資料が気がかりのため、結局整理を始めました。あれよあれよという内に、書類の山に囲まれています。
友人は私はいつも片付けなければが口癖だと言いますが。かなりマメに整理しているはずですが、これも友人いわく、昔のように頭と体が連動しないからとのこと。
確かにこれが加齢ということに起因しているのです。改めて、静かなおかげで片付けられたと、自分を慰めています。

2016年

6月

22日

小さなことですが

職員食堂では1週間のメニューの案内を、私はどこかで楽しみにしています。特に今日はコレと決めて食堂に行くことが多いのです。
私は高校1年まで関西で育ってきた味に出会えると、やはり懐かしく美味しく満足感を覚えます。
ところがメニューには発音によって紛らわしいものがあります。今週の和食系の麺類に、関西風うどんと、山菜うどんがありました。
朝から今日はとろろ昆布のたくさん入った関西風うどんをオーダーしたつもりでしたが、山菜うどんが目の前に。
アッと思ったのですが、気の弱い?私は、まあいいか、と思っていただきましたが、何かとてもガッカリしました。
些細な小さなことですが、次回はハッキリと発音しましょう。

2016年

6月

21日

早くないですか?

今日は24節気の一つ、夏至の日ですが、東京は重い雲が垂れ込めた梅雨特有の朝です。

玄関を出る時には、すでに道路も雨で濡れています。横断歩道を渡ろうとした時、カンナの花が咲いています。えっ、もうカンナが咲くの、チョット早くないですかと思ったのです。
大学の同級生で、地方出身者の彼は故郷での夏休みが終り上京する時には、必ず赤いカンナの花が咲いているという話を思い出し、私はカンナの花は夏の終りに咲くとばかり、この歳まで思っていました。
念のために検索してみますと、なんと6月の20日から秋口の10月10日頃まで長い期間咲く夏の花と知りました。でもね、故郷での生活から都会の生活に戻る同級生の気持ちもカンナの花の話も大切にしたいな。

2016年

6月

20日

あちらこちら

6月は5月に比べて休日がないせいか、とても長く感じてしまい、とうとう一週間丸ごと飛び越して気がつかないできました。なんと気づいたのは、前日の父の日でした。

今週で6月はお終いと思い込んでいましただけに、がっかりするやら、番狂わせにアタフタとしています。
気ばかり焦り、あちらこちらとまとまりがつかない状態です。
この季節に開花する花で、お恥ずかしいのですが花の名前は知らないのですが、時には、初夏のネギ坊主に見えたり、マンジュシャゲにも見えたり、結構想像を駆り立ててくれます。
ちょうど私の気持ちを表しているようです。

2016年

6月

19日

亡き父へのプレゼント

6月の第3日曜日は「父の日」で、民間の調査によれば父親が子どもからのプレゼントで一番嬉しいのは手紙とのこと。振り返ると、父に手紙を書いたことは記憶にないとの思いから、既に亡くなって18年目にして父の日にプレゼントをすることにしました。

お父さんは銀座が好きでしたね。今は無くなりましたが、有楽町の駅の近くにあった「ジャーマンベーカリー」でハンバーガーを食べましたね。私は初めて目の前のハンバーガーのボリュームに圧倒されましたよね。「ビックリしただろう」と私が驚いている顔をみて、自慢げでしたね。
日曜日の夜は、家族で映画館に足を運びましたね。帝国劇場が閉館になるというので、最後に上映されている「アラビアのロレンス」を見に行くことになりましたが、母親が体調がすぐれず夜間のため、父二人で出かけたことがありましたよね。運が悪くひとつの席が柱で体をずらさないと、スクリーンが見えにくいのです。その時私に席を譲ってくれましたよね。後で首が凝っちゃったよと言って手で首筋を揉んでいましたよね。
大学入学祝い に「伊東屋」でパーカーの万年筆をプレゼントしてくれましたよね。その時万年筆は人に貸してはいけないと注意してくれたこともよく覚えていますよ。
時々、銀座7丁目の「ビヤホールライオン」で親子で乾杯したことも楽しかったですよね。
いろいろありましたが、楽しい思い出をたくさんありがとう。
父の日は白い薔薇を贈るそうですが、ちょうど百合の花が咲きましたので代わりにプレゼントします。
ちなみに百合の花言葉は「子の愛」とありました。

2016年

6月

18日

真夏日が来た

東京の最高気温が33度、とうとう猛暑日の前の真夏日をむかえました。道端のマンデビラの鮮やかな赤い花が満を持したように咲いています。夏が来たことを短に感じる花のひとつです。

東京の下町、台東区に都内で最大級の重さの千貫御輿で有名な鳥越神社がありますが、今年も6月の11日、12日の二日間例大祭が行われました。この例大祭は毎年6月の第2土曜日と日曜日に決まっているのですが、梅雨入りと重なります。地元の人たちは昔から例大祭には必ず1日は雨にあうと言われています。一方で、この例大祭に雨が降らなければ「から梅雨」と言われています。今年はきっと地元の人たちはから梅雨の可能性が強いと言っていたそうですが、どうやら「ピンポーン」当たりそうですね。
夏の花、マンデビラの勢いからも伺えます。

2016年

6月

17日

何かを連想すること4日間

朝はいつもの通い慣れた道を歩いている時、突然、目に飛び込んできた光景に一瞬足がすくんでしまいました。正直恐怖心が先立ち、何が何かわからないまま急いで通り過ぎました。しかし、怖いもの見たさもあり、帰路に近づいてみました。それはソテツの若葉が勢いよく伸びていたのですが、私は初めてソテツの成長過程を見たのです。たくましいというか、不気味さを覚えました。

その後、ソテツの若葉が私の記憶の中で、何かと重なって見えるのですが、どうしても思い出さなくてイライラが続いていました。
4日目の朝、新聞に答えを見つけました。コレだったのだと。日経新聞の文化面に連載中の俳人の長谷川櫂氏選による「赤の系譜 十選」に掲載されている「地獄草紙」でした。

2016年

6月

16日

和菓子の力

「今日は何の日」、同じ日でも幾つもの何の日があることに驚くやら感心しています。
またセピア色の思い出話にお付き合いください。今日、6月16日といえばまず私は「和菓子の日」しか思い出さないのです。遡れば848年に始まり江戸時代まで続き、1979年全国和菓子協会があらためて「和菓子の日」と定めたとのことです。
1979年の秋、私は銀座で小さな画廊をオープンしました。未知の世界でもあり、美術品の購入者には個人と企業とに分かれるかと思っていました。私は企業先の開拓に的を絞ることにしました。
企業にトライするには、当時はトップセールスのため、まず関門は秘書室です。手ぶらでは自信がなく、思いついたのが、和菓子でした。四季折々の美しさを感じさせる日本の美しさを拒否する訳はないし、ちょうど3時前に、決まり文句の「近くまで参りましたので」とお持ちし続けました。
事前にいつも同じ和菓子店に予約していました。ある時その和菓子店の店長さんが「いつもお買い上げ頂いてありがとうございます。失礼ですが、私どもの和菓子をいつもお求めになる目的があるのでしょうか」
「実は、私が同じお店の和菓子をお持ちすることで、相手には私の目的を察していただけます 」
約25年間、細腕で続けることができたのは「和菓子」の力によるところが大でした。

2016年

6月

15日

電子レンジの記事

今朝の日経新聞に東芝が8月に発売するオープンレンジを最後に、単独での電子レンジに終止符を打つという記事に、私は既にセピア色のあることが頭をかすめました。
近年の銀座の変貌には、浦島太郎になっています私ですが、かつての確か7丁目だと記憶していますが、東芝のショールームがあり、銀座百店会のメンバーでした。銀座百点の編集部には、百店会の新製品を紹介する欄があり、現在も継続しています。編集部に在籍中に東芝さんから、電子レンジの紹介の依頼がありました。たまたま私が担当、東芝の担当者によれば電子レンジを利用すると、更に美味しさが増すとのことでした。
「二級酒は一級酒に、一級酒は特急酒に変わります。ぜひ晩酌にお勧めします」
いつもキャッチコピーに苦戦しますが、なんとスンナリ頭に浮かびました。採用されました。
現在では、二級酒といった酒級の表現も死語になってしまいました。私は昔ながらのヤカンでお燗をしています。呑んべいの友人に言わせると、昔ながらの夜間のお燗は美味いといいます。
電子レンジの時代です。どうぞご容赦下さい。

2016年

6月

14日

フリーズしちやいました

見上げる空は紫陽花色のブルーが広がり、また樹々は目にたくましく勢いのある青葉が眩しい朝でした。心身ともに清々し朝ですが、今日も一駅乗り過ごしてしまいました。6月に入って何回か私は往復で乗り越しています。

人生色々とヒットにもなりました歌もありますが、私にも公私色々ありました。色々という言葉は多様性を意味しています。暑さや雨に強いと言われる花のペチュニアも、昨日の豪雨は堪えたようです。
この2週間は私のパソコンもアイパットも使用者に忠実で悲鳴をあげてしまい、フリーズしてしまいました。多様性に向き合う私のエネルギーーがダウンしてしまいました。心身とものシグナルでした。
なんとなくペチュニアもお疲れ気味に見えませんか。

2016年

6月

13日

土砂降りで良かったのだ

日本列島全域が梅雨の季節に入った東京の朝は、強風を伴った土砂降りの雨となりました。

白い花にこだわる私は、今年はまだ大輪の真っ白い紫陽花の花を見つけられないでがっかりしていました。数日前、偶然にも見事にたくさんの花をつけた白い紫陽花がまさか自宅の近くに咲いていたとは。この強い雨に白い紫陽花のことが気になり、定時より早めに自宅を出た私の目に入ってきたのは、咲き誇っている花の重さに耐えられず、グッタリ下を向いています。
午後には雨足も弱くなるとの天気予報に、夕刻再度心配で出かけました。花は先日より白さを増し、葉もしっかりと大粒の雨を受けとめ、案じていた花は元気を取り戻しています。
極端な今日のような雨には、様々な弊害もあり賛否両論があることを心に留めながら。

2016年

6月

12日

くちなしの恋

今年もくちなしが甘く強い香りと共に純白の花の季節を迎えました。ちょうど47年前の今日のような梅雨の晴れ間の日射しの厳しい午後、私は母の友人の紹介である男性と、ホテルのティルームでお目にかかりました。今から考えるとお見合いでした。しかし、表面はお見合いでしたが、2人の気持ちは出会ってすぐに運命的なものを感じていました。

くちなしの花言葉は、「私は幸せ、幸せを運ぶ、清潔」とありますが、その通りの日々が続きました。
未熟児で生まれ、虚弱児だった私を彼は、1人の女性として大切に育んでくれました。私にとってもかけがえのない人でした。
ご存知のようにくちなしの花の寿命は短く、すくに茶色く色が変わるように、彼との幸せは運命のいたずらで長く続きませんでした。
その後、 確か日曜洋画劇場でキャサリーン・ヘプバーンとロッサノ・ブラッツイの「旅情」のラストシーンで、キャサリーン・ヘプバーンが妻子のあるロッサノ・ブラッツイとの愛を断ち切って、アメリカに帰国する列車にくちなしの花を持って走ってくる場面があります。その時のくちなしの花の白さが印象的でした。私は涙が止まらなくなりました。おそらく、その時の濃密な愛との出会いが彼女を成長させてくれるのではないでしょうか。そんな想いを私も彼との日々に重ねていました。
くちなしの花言葉にはもう一つあります。「胸に秘めた恋」です。おっと、私は不倫の恋ではないことを申し添えます。古希を過ぎた私ですが、まだ消し炭のように、6月12日に合わせたように咲くくちなしの花は今でも私には忘れることのできない大切な人生のワンショットです。

2016年

6月

11日

追っかけ気質

今週は、ある一冊の本を一気読みしていました。その本は、「救急センター カルテの向こう側」です。
現在、都立墨東病院の救命救急センター部長の浜辺祐一医師の作品で、私は浜辺医師のいかにも外科医出身の決断の早さ、そして明快な文章の表現力に出会ってから、浜辺医師の作品の「追っかけ」をしてきました。
最近ご無沙汰気味と思っていたところ、今年久しぶりに出版の広告に自分でも早る気持ちがありました。浜辺医師には申し訳ないのですが、自宅の隣が図書館といったこともあり、貸し出し希望を出して数ケ月かかりましたが、これまでの歯切れの良さといい変わっていませんでした。
飽きっぽい私がなぜか浜辺作品の「追っかけ」をしている理由は、テレビで放映されたアメリカの脳神経外科外科の「ベンケーシー」のイメージが鮮烈に頭に残っているからでした。モノクロームですがストレッチャーで運ばれる患者目線から病院の廊下の天井の場面には臨場感が溢れていました。当時の私はベンケーシーに憧れ、ドラマですが、これも今風に言えば「追っかけ」ですね。

2016年

6月

10日

もう、真夏日なの

今日は梅雨入り後、一番の暑さとか。各地で真夏日に振り回されています。まだ多くの人は梅雨という感覚にセットされているだけに、めまぐるしく変化する気温に、心身ともにリセットできない人もいるのではないでしょうか。熱中症の増加にも反映されています。

都内でもミストシャワーが既に使用されているとのこと。季節の移ろいが早いので、植え込みの花のような涼しげな花柄の浴衣姿で夕刻の打ち水の風景を想像していました。

2016年

6月

09日

東京にも雨の朝

毎朝の天気予報を参考にして雨傘か、日傘かに迷う日が続いています。今朝は久しぶりに雨の朝でした。

冬の雪が少なかったことにより、関東の水がめが早くもピンチの可能性が報道されています。いつも水がめに注ぎ込む場所に雨が降らないことが一つの原因のようですが、この状態が続くと取水制限もありとか。近くまで出かける途中で 、垣根越しにたっぷりと花びらに水滴のついた百合の花を見かけましたが生き生きとしているようです。紫陽花ばかりでなく、百合も水分を求めているようで、今朝の雨は花たちにとっても恵みの雨となりました。しかし、今後の関東地方の水がめが案じられます。

2016年

6月

08日

銀座の紫陽花 2

最近、朝スイーツにはまっている人が増えているとのこと。朝食はしっかり取りましょうと言われてきましたが、女性は特に肥満との闘いながらもスイーツの魅力には弱いという宿命を持っています。

特にスイーツも芸術の域に達してきているようで、見るだけでも楽しいものです
和洋を問わず本当に目を奪われますよね。また銀座の紫陽花のの登場ですが、華やかさと豪華さに紫陽花がスイーツに見えてきます。和菓子もいいし 洋菓子にもいいしなんて、想像して楽しいひと時でした。

2016年

6月

07日

夜の紫陽花

会議で遅くなった私は珍らしく空腹感を覚え、疲労感も手伝って自宅に急いでいました。そのために日頃は利用しない路地から路地と出来る限りのショートカットを試み、逆に夜景で風景が変わってしまい、道を間違えてしまいました。自分の愚かさを悔やんでいる所に 神秘的な紫陽花の花に思わず足が止まりました。夜景と同じで昼の紫陽花と夜の紫陽花の二面性があることを発見した気分になりました。

それも一駅乗り越したことでの収穫かと思っています。

2016年

6月

06日

銀座の紫陽花

先日、和歌山の白浜町の園児たちのカバさんの歯磨きのニュースを微笑ましく思いながら、私も ちょうど今月が定期的に歯のチェックを心がけているため銀座の歯科医院に出かけました。私にはかつての仕事場でもあったために、むしろ懐かしい銀座に出かける方が優先しています。

今まで気がつかなかったのですが、昭和通りが私の背丈以上に、色とりどりの紫陽花ロードにすっかり魅せられた私は、パチリが止まらなくなり、目的地の歯科医院を通り過ぎたほどです。
かつて銀座百点の編集時代にある雑誌の取材を受けることになりました。既に鬼籍に入られた俳人で随筆家の楠本憲吉氏がインタビューアーとのことで、全く立場が逆との思いで、キンキンに緊張したものです。最後の質問が「あなたにとって銀座にどんな思いを持っていますか」と、すかさず「心を豊かにしてくれる街です」と。紫陽花一つとっても何となく銀座の紫陽花は私には格別の雰囲気を感じます。
今後も、梅雨期の主役の花の紫陽花を取り上げてまいります。

2016年

6月

05日

久しぶりの偶然

近畿、東海に続き関東地方も梅雨入りの発表となりました。相変わらず、日曜日でも3時過ぎには目がさめる日が続いています。最近、こむら返し以外に明け方に固定電話に起こされます。いわゆるワンギリとわかっていても目は覚めます。そんなこともあり、朝刊の配達が待ち遠しく、テレビのチャンネルをカチャカチャと切り替えかたり、パソコンで検索したりして朝刊までの時間を過ごすことがあります。

今朝の日経新聞の文化面に津村節子氏が「夜明けの電話」と題して、ワンギリのいたずら電話についてのエッセイです。かつて銀座百点の編集部に在籍中、「銀座の女性」という連載を担当していました。毎月津村先生が銀座で活躍しています女性を取り上げたシリーズで、偶然にも同じようにワンギリに苦労していらっしゃるとは。
先生にお目にかかりたくなりました。
さらに雨が上がったので近所まで出かけた時、久しぶりに ネムノキを見つけ かつて銀座で美術の仕事をしています時に、ご縁のあった先生が描かれたネムノキの作品を思い出しました。急に20代から40代頃の私に戻った梅雨入りの日曜日でした。

2016年

6月

04日

6月4日と虫歯予防

朝から6月4日は虫歯の日と思いながら、小学校時代の毎年の校医による健康診断の日のことが思い出されます。

校医の前で「はーい、口を大きく開けて」、丁寧に喉の奥までのぞき込む先生から「はい、虫歯もないな」と言われるとホッとしたことを懐かしく思い出しました。また私の悪い癖で、自分でも驚くのですが、とんでもない思いつきといいますか、想像が芽生えるのです。
今年は、アマリリスをよく見かけます。どちらかといえば色彩の淡い色のアマリリスが流行っているようです。アマリリスには大変失礼を承知の上で、またお叱りも覚悟の上で、大きく咲いたアマリリスを見ていると、小学校時代の健診の時の大きく口を開けた姿が重なってしまうのです。
ちなみに、現在は6月4日から10日を「歯と口の健康週間というそうです。またアマリリスのためにも私が診る限りとても健康的に咲いています。

2016年

6月

03日

風がうるさい

毎朝、ビルのお掃除のおばちゃんと挨拶を交わす間柄が続いています。「行ってらっしゃい。今日は風がうるさいから、特に気をつけてね」と出かける私の背中を愛情ある言葉で送り出してくれます。

最近、お天気でも風の強い日が多いですよね。おばちゃんの「風がうるさい」という言葉を初めて聞きました。私は「本当に、今日は風が強いですよね。気をつけます」と言葉を返しましたが、確かに風によって顔に髪の毛がかかったりうるさいですよね。この表現も生活感を何となく感じるなぁと思いました。
「行ってきまーす」。

2016年

6月

02日

スライスオニオン

新タマネギが美味しいこの頃です。先月、俳優の大和田獏氏のバナナの思い出について取り上げましたが、もう一つやはり日経新聞の「あの時の一品」の切り抜き記事のことを思い出しました。
2001年5月19に掲載されたものです。
俳優でもあり、気象予報士の石原良純氏が、かの父親の石原慎太郎氏が良純氏が高校3年生の夏、ゴルフ場にに出かけた時、ラウンド後のクラブハウスでスモークサーモンにオニオンスライスにレモンを搾り、食した時大人の味の初体験だったと。
オニオンスライスにも触れていてシャリッとした歯ごたえは、私にも実感として伝わってきます。実はオニオンスライスの初体験は私もゴルフ場でした。ただし、スモークサーモンではなく、花ガツオでした。

2016年

6月

01日

水無月は水の月

水無月は水の月です。水を得て路地の紫陽花が我が世界を得たりといっているように見えませんか。

また6月は、企業の人事異動で新聞紙上から悲喜こもごもの声が感じ取れます。鮎釣りの解禁、そして経団連加盟企業の面接解禁日でもあり、学生さんは師走ならぬ若鮎が就活に走っている季節になりました。
佐渡市では国の特別天然記念物のトキから2羽の巣立ちのニュースに、42年ぶりの「純野生」のひなの巣立ちにも、たくましく成長をして欲しいと願う気持ちでいます。もちろん、未来を託す学生さんの就活も忘れていませんよ。