俎板の上のマグロ

相変わらずラジオ深夜便に耳を傾けながら、日付が今日20日に変わったと同時に、ベッドから抜け出しパソコンを開く。

 

昨日から落ち着かないでいた気弱な私?が、深夜にも関わらず、ひとりで

ガッツポーズをした。

 

今回のテーマを400字以内にまとめるのは悩ましく苦しんだのが正直な気持ちであった。

 

当初から決めていた秘かな約束を守りたいとの一心しかなかった。

 

先人の言葉が頭の中を駆け巡る。

 

宮澤賢治の「何か書いてしまったあと 胸につかえたものが残っているようなら それを消してからでないと あと書いてはいけないようです」

 

先日14日の日本経済新聞に掲載されていた19世紀の思想家ヘンリー・ディヴィット・ソローの「振り返らずに後ろを見るくらいに自分を見つめることは困難である」の如き、深みに嵌った。

 

恥を受け入れる、頭をかく、汗をかいても良しと纏めた次第である。

 

採用されたことで、私はこれからも休むことなく泳ぎ続ける力を頂いた。

 

間もなく弥生3月の声を聞くや、年輪が一つ増えて79歳に成るが、年齢に左右されることなくマイウエイであり続けたい、回遊し続けたいと。