寓意画

愛読紙の日本経済新聞の朝刊を開いて、目に飛び込んで来たのは、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「女占い師」が掲載されていた。

 

文化面にあらゆる角度から絵画、写真、書等々を10回の連載で紹介しているものである。

 

彼の絵画は美術史家 三浦篤氏による「寓意画をよむ」の第5回に掲載されたのである。

 

私といえば、不謹慎にも彼の絵画にマスクを付けたらといった飛んでもない発想で昨年末「読むカフェ」に「マスク越しのまなざし」と題して投稿したのである。

 

三浦氏によれば風俗画に分類され、裕福な青年が騙されるという危険への戒めという教訓性を含み、よって寓意性を持つ風俗画とある。

 

三浦氏も、女性たちの目の動きの怪しさに触れている点で、良からぬ思いであるマスクをつけたくなるような目の表情だけは、私も同じ想いだったと知り、嬉しくなった。