雨が降る降る

昨夜から絶え間なく降り続く雨で「さあ、ラジオ体操の時間です」は自宅となりました。

 

今日は、新聞を取りに廊下に出ると、「寒~い」と思わず、首を竦めた。

 

天気予報によれば、何と11月並みの寒さとか、昨日が24節気の寒露だが、

一日遅れの寒露と言っても良いのではと、戸惑う一日になりそう。

 

流石にノルマである朝の散歩に出かける気持ちには慣れず、寧ろ、この雨にとっぷりの一日になる日を如何に有効に過ごせるかと考えた。

 

嘗て、美術の仕事に関わってきた時、雨の日は手紙作戦に徹したものだ。

 

1979年ころ、企業の取引先が多く、決算月が近づくと、赤字にするわけにはいかず、企業購入担当者に「只今、貧血気味です」と、厚かましいお願いをお構いなく手紙に認めた。

 

思い出すだけでも、鳥肌が立つほど、まあ、よくぞそこまで恥も外聞もなくと、呆れかえってしまう。

 

雨の日には変わりなく、現在はかねてからの宿題に取り掛かるために、誠に今日の雨はラッキーと言える。

 

お尻に火がついているので、久しぶりに集中力の持続に達成感を覚えると共に、約束を果たすまで持続してほしいと願っている。

 

湿気はあるが、時々窓を開け、空気の入れ替えながら、夕刻まで続いた。

 

夕刻一時、雨が小止みになるのを見計らって、明日の「ぼっちの会」の

童謡「紅葉」をコピーするためにコンビニで出かけた。

 

現在のコピー機はマルチで、私には到底使いこなせない。

 

コピー機といえば、今年のノーベル生理学・医学賞者のカタリン・カリコー氏とドリュー・ワイスマン氏との出会いについて、日本経済新聞に掲載されていた。

 

大学内のコピー機を使うために、並んでいた待ち時間に話をしたのが縁だという。

 

カリコー氏はいろんな人が話し合いをするためにコピー機をもっと置くことが必要とユーモアの一面が紹介されていた。

 

そのような出会いがあるといいなあと、衒いなく抵抗なく想った。