プラキストン線

明日の「世界アルツハイマーデー」を前に認知症予防について作業療法士の話を聴く機会があり、参加した。

 

豊富なキャリアにより、非常に分かりやすく、日常生活に抵抗なく受け入れ可能で、有意義なひと時であった。

 

脳トレ体操もメニューの後に、参加者同士のおしゃべりタイムでは、津軽の出身者と話をする。

 

今朝ほど、日本経済新聞のコラム欄「春秋」で、津軽海峡には「プラキストン線」と言われる生物分布の境界があると知り、インプットしていた。

 

初めて知った知識を私は、早速津軽出身者に話をすると、青函トンネルの開通時に、北海道のヒグマがトンネルを伝って、青森に出没するのではないかと、津軽の人は案じたという。

 

プラキストン線を知る人から、北海道のヒグマと本州のツキノワグマは交わることがないと、説明をしたという。

 

ヒグマがトンネルを潜って、本州側に「こんにちは」と姿を現すのを想像し、思わず、笑いをこらえるのが大変だった。

 

北海道の人は、本州からツキノワグマが同じく青函トンネルを潜ることは

と、問いかけると、津軽側の話しか知らないという。

 

東北出身の友人に話すと、「そうよ、北海道はひぐま、本州はツキノワグマときまってるのよ」とさらりと交わされた。