つなげる

2023年の厚生労働白書が1日に公表されたと、翌2日の日本経済新聞に掲載されていた。

 

記事によれば、「つながり・支え合い」をテーマにしたとある。

敢えて「孤独」という言葉を使わずに、「人とのつきあいがないと感じることがありますか」という問いかけに、孤独感が「常にある」「時々ある」ある人は男女ともに20~50代で5割を超えたそうだ。

 

60代以上では30~40%台にとどまっていた。

 

特に単身世帯の割合は20年に38%で、新型コロナウイルスの感染拡大に起因するところが多く、対面で接する機会が減少したことにより孤独感が増加の結果とある。

 

確かに、人との交流が閉ざされた時期、私自身、本当に気持ちのやり場を

見付けることができない日々が続いた。

 

そのような状況に高齢者はどのような想いであろうかと、地域の高齢者の孤立、孤独を少しでも和らげ、知恵を出しあって、前向きに生きることを考えた。

 

1年以上前から、私は、自分と同じ想いを持っている高齢者がいるであろうと、凡そ、1年前に「地域の力で 地域の笑顔に」と、小さな集まりを立ち上げた。

 

友人を始め地域の人達により、今回で、6回を迎える。

幸いに、交流により、つながりから一歩踏み出して、現在つなげるという

行動的な交流の場に成りつつなる。

 

交流により、話し合い、話を聴くことから、自らの気づきで、前向きに物事を考え、進み始めたことで、実現化するまで難産であったが、本当に良かったと想っている。

 

厚生労働白書による「孤独感」が、社会の接点と多い現役世代の孤立感が強くなっていることが案じられる。