「橋」の力

今日は瀬戸大橋開通35周年だと知る。

1988年夫岡山県の倉敷市と香川の坂出市を結んだ、当時として国家プロジェクトに、既に故郷の岡山を離れていた私には、唯々驚いた記憶がある。

 

嘗て、父親が香川の高松での商いがあり、私を連れて行ってくれた。

その当時は、宇高連絡船に乗って、目的地の高松に向かったものだ。

 

今、本州の岡山と四国の香川は、瀬戸大橋によって、経済効果に始まり、人との交流にも変化が生じたと想う。

 

今、世界はおよそ3年間にわたるコロナ禍で、生の人との交流が途絶えてしまったが、人はIT技術を駆使して、対応してきた。

 

改めて記念日に際し、「橋」の果たす力は大きいのではないだろうか。

 

ある意味で、技術の進歩には、利用者によって異なる。

 

つい最近、私は東京では自宅でリモートによる仕事をこなしているが、2が月に一度の割合で、香川で高齢施設に入居している母親のために、出かけている親思いの企業人を知っている。

 

彼が、瀬戸大橋が出来て、気楽に母親の面倒が見られますと言って、出かけていくを見ながら、「橋の力」に気づいた。