老人ホームの広告

私の気のせいだろうか?

 

やたらに有料老人ホームを始めとする、高齢者老人ホームの広告が、新聞の折り込み広告、ネットにも溢れている。

 

昨年末、私は地元の有料老人ホームに一縷の希望を託したが、審査部から

一言「今回はご縁が無かったことにして下さい」との電話連絡が入った。

 

ものの見事に、私は、失格という決定的返事を受け取った。

 

終の棲家と期待していた今の住まいにも、些か不信感を抱く現実に、私は

南海トラフ、富士山爆発といった30年以内の自然の猛威に、我が故郷への

思慕が強く成った。

 

人世100年時代を迎えるという時代に、私は、十分生き切ったという想いが強く、我が故郷で、静かに余生を過ごしたとの憧れに近い想いに恋焦がれてけて久しくなる。

 

唯、私が案じているのは、例えば、故郷の老人ホームに入居した際に、これまでの医療機関との連携が可能かという問題だけである。

 

寧ろ、之までとは逆方向で、医療機関については、上京してこれまで通り

診療可能であれば、願ったり叶ったりである。

 

当マンションに対する愛着が無くなった自由な私としては、「立つ鳥跡を濁さず」には、どうすべきかと考えている。

 

老人ホームの広告を横目に、私の安全で、安心できる終の棲家は何処にあるのだろうかと、心の動揺を隠せない。