ランチは鰻重

春は名のみ、四温三寒と言われる季節の移ろいの表現がぴったりの、今日は冬の寒さに逆戻りで、寒い。

 

くるくると目まぐるしい気候変化にも、今日は親睦を兼ねて、ランチを近くで蒲焼の老舗で知られるお店で、うな重の約束をしていた。

 

外は冷たい雨にも関わらず、店内は満員で、一足遅れたら、行列に巻き込まれていたが、お陰様で、予約の甲斐があった。

 

亡き父親から、泥鰌鍋は体に良いからという話を思い出して、女将さんに

尋ねると、最近はドジョウの入荷が少なく、メニューには載せているが、

思うように手に入らないそうだ。

 

人との繋がりには美味しい食事が効果があると言われるが、正にその通りで、表情が和んで見える。

 

長くコロナ禍で、飲食業は辛い日々を過ごして、今、こんなに美味しさを

提供してくれている。

 

メディアで、政府がマスク着用緩和を発表しているが、未だ、食べ終わると美味しさの余韻の残すことなく、マスクをかけるといった風景が抵抗なく続いている。