リテージマネジャーの活動

今日は24節気の大寒だが、コロナ太りのせいか、今年は風邪をひかない、寒さが身に沁みないという生まれて初めてといった経験をしている。

果たして、喜ぶべきことかどうかは、来週23日の健康診断の検査数値により解明される。

 

今日の日本経済新聞の夕刊に、「ヘリテージマネージャー」という聞きなれない言葉に接した。

 

建築士や技術士といった資格を持った人が各地の建築士会などの養成を担う団体の講習を修了すれば取得できるとある。

 

講習では歴史的建造物の構造、文化財の保存方法や防災技術を学び、取得後は、地域の歴史的建造物の保存や修復、町づくりへの活用方法の助言や調査を行うという資格と知る。

 

記事に掲載されている1990年にクローズした神戸市の旧摩耶観光ホテは、後に、阪神大震災を機に、ヘリテージマネジャーのよって、2021年に登録有形文化財に指定されたという。

 

小学校時代に、嘗て、父親とともに摩耶路ロープウエイで、付近を散策した思い出があるが、旧麻耶観光ホテルは夕暮れ近くで、残念ながら、記憶がない。

 

母方の父親つまり私の祖父は、早くから、西洋建築の棟梁として、当時20名近くの弟子と共に、活躍していたと聞くが、私が生まれた時は、既に亡くなっていた。

 

私が、建築の世界に興味、関心を持つのはどうやら、母方の血筋を引いているのか知れないと想っている。

 

いずれにせよ、歴史建築物に、再度、スポットライトを当てるという役割に、地域の人と共に、目覚め、新しい命を取り戻すという活動に対して、

応援したいという想いになる。

 

埋もれたままになっている日本各地の歴史建築が、生き返ることを願っている一人である。