現実から逃げない

暫く、自分のプロジェクトに向き合ってきたが、久しぶりに午後から、我が住まいであるマンションに対して、行政が「集合住宅のよろず相談」に出かけた。

 

昨年から今年に亘り、いわゆる令和4年度の問題に弁護士と、一級建築士が年間を通して相談に応じてくれるという。

 

かれこれ、3年前になるが、マンションの管理組合の理事長が如何なる存在かと言う事も、気に留めないで、引き受けたが、色々、問題が出て来るわ

出て来るわ、もう、私は心身ともに疲弊する程の問題が山積しているとは知らなかった。

 

事情を知れば知るほど、泥沼状態である。

そこで、私は、専門家の力を頼ることにしたのである。

しかし、その知識が、必ずしも受け入れらるとは限らないのである。

 

昨年はドクターストップがかかるほど、苦しむ問題に、私は理事長の辞任の意志を示したのであるが、このまま、グレーゾーンに近い状態を棲家として放置していることはできないと、思い直した私は、理事長辞任を取り下げた。

 

このまま放置していると、将来が案じられると想ったからである。

 

確かに大理石で敷き詰められた壁の先の奥に対して、常に怠らずテェックすることの必要性がある。

 

何処も、グローバル化の中で、マンションの管理は非常に厳しい状況にあるという。

 

友人と、「住みづらい世の中になってきたわね」と合言葉のようになってきている現実から逃げないという覚悟だけは持ち続けて居たい。