ウルフムーンに誓う

昨年末から、私は今年からスタートするプロジェクトにある種の不安を抱えている。

 

当初の目指す目標がどんどん変化していく有り様に、私は一人で苦しんでいた。

 

どうして、こんな成り行きに変わっていったのか、私はとても辛く、どうすれば本来の目的に戻ることができるだろうかと、考えて来た。

 

夕刻、当初の私のプロジェクトに関わっていた方に、事情を話す機会が出来たのである。

 

これまでの経緯を説明した結果、私は、連休明けにも行動をすることに確信が持てたのである。

 

目的、そして約束を遵守するには、私がここでもう一度、プロジェクトについての再度の関係先への説明が必要である。

 

どうも、肝心要の目的から、逸脱しているとしか、想えない私は思い煩う日々が続いている。

 

既にベランダから見える空は、すっかり夕闇に包まれていた。

 

今、夕刻の6時過ぎ、冬空にくっきりと今年初めての満月「ウルフムーン」が、ブルーに装ったスカイツリーと共に、私に凛とした勇気を呼び起こしてくれた。