千歳飴を見かけない

昨日、近畿地方では、木枯らし1号が吹いたそうだ。

 

今朝の東京は2か月も早く季節が進んで、師走並みの寒さに全身が強張る。

 

帰郷中に美味しい食生活を過ごしたので、そろそろ、自炊に切り替えようと、スーパーに出かけると、何と、店内は、クリスマスモード一色であり

気ぜわしさを感じながら、鮮魚コーナーに立ち寄ると、故郷で楽しみにしていた「イサキの煮魚」に、縁がなかったことを思いだした。

 

チャンスを逃した「イサキ」が並んでいた。

煮魚ではなく「お造り」であったが、これで、目的達成と買い求めて帰宅した。

 

そういえば、今日は「七五三」の子どもたちの成長をお祝いする日ではと

気が付いた。

 

「七五三」といえば、もう、随分長い間「千歳飴」を見かけていない。

 

段々、培われてきた風習が廃れていく現実に、私の心に木枯らしが吹いているかのように、気持ちが荒立っている。