のぞみ108号で帰京の途に

宿先のホテルの朝食を担当する方から、「今日で、東京に帰りますが、故郷の皆様の心遣いは忘れません、有難う」と、感謝の気持ちを伝えたところ、私が岡山出身であると知り、「また、帰ってきてなあ」と、笑顔で送り出してくれました。

 

私は、予約はもう少し、時間の余裕を持っていたのですが、管理員がいる時間帯に帰宅したいと、予感が走った。

 

幸いに、予定より早く帰京できると、予約を変更した。

充実に満ちた3日間であったが、それなりに疲労もあったのは現実である。

 

岡山から乗車後、姫路城のある姫路駅も気づかず、名古屋駅での乗客のざわめきに、ぼんやりを目を覚ましたが、とうとう品川駅まで、うとうととしてしまった。

 

ああああ、現実が待っていた。

管理員より、私が不在にしていた期間の報告を渡された。

 

その段階で、私は、故郷での栄養補給が生かされなかったと、残念に思うと共に、改めて、自分の生き方に正直にありたいと願った。