MRIの音

2020年9月、3センチほどに育った左耳下の「髄膜種」の切除の手術をして、丁度、2年目の経過検査にMRIのお世話に成る。

 

1992年、チョコレート嚢腫破裂で、私は初めて、MRI検査を受けた。

大きな工事現場のような音に、最初は驚いた。

 

現在は耳栓をするが、これまでにMRI検査を何回経験しただろうか。

 

毎回のように、機械の進歩やメーカーによるものだと思うが、音の違いを感じる。

 

手順もわかっている程の回数に、私は、MRIの音に興味を持ち始めた。

 

この音は、何処を撮影するための音なんだろうかと、耳栓から聞こえる

音に楽しさを覚えるようになった。

 

検査結果、お陰様で変化なく、無事に術後2年目はクリアできた。

 

急に空腹感を覚え、スーパーで「イサキのお造り」と「京都産のメジナ」

さらに、「きびなごのくぎ煮」を見付けたので、昼食も夕食も、独りでの

お祝い膳を味わった。