チラシに社会が見える

新型コロナ禍後、ポストには運動不足に対して、ボディートレーニングやインドアゴルフスクール、更に新聞の折り込み広告は、まるで、ゴールドラッシュうのように、金の高額買い取り、更に家庭内の不用品の買い取りのリサイクルショップの勧誘のチラシが溢れている。

 

唯、最近の広告のチラシに使用する紙の材質がどんどん薄く、両面が透けて見える。

 

確かに、物価の値上がりのニュースには、慣れっこになり、自分が必要としていないものには関心がない。

 

しかし、日を追って列挙したチラシにも企業としての取り組みが分からないわけではないが、余りの多さに、厳しさを感じる。

 

一歩で、チラシを読んでみると、最初は無料体験とか、初回の料金を割り引くとか、魅力的で、甘いお誘いに乗ってしまう人もいるのではないだろうかと、お節介心が起きてしまう。

 

或いは、既に年金生活者の私にはとても叶わぬことと羨ましさもあるのかなあと思いつつ丹念に楽しく読んでいる私に気が付くのである。

 

一枚のチラシといえども、現在の社会を反映もしているとも受け取れる。