鰻の握り

今日は大暑、そして、土用の丑の日。

 

朝から、私も、夏負けしないようにスーパーで、鰻を買ってと思って出かけるが、どうも、購買意欲が無くなってしまう。

 

どうやら、鰻のたれの色がどぎつく、私には見えてしまうからである。

 

であれば、白焼きにと思ったが、一人では持ち余す大きさである。

結局、ぐるぐる店内を見回すと、寿司コーナーに、こじんまりとした握り寿司を見付けた。

 

しかし、何となく鰻という感触がなく、やはり、うな重でなければ、満足感を得られないと思った。

 

まして、肝吸いもなく、寂しい土用の日となった。

 

それにつけても、握りずしに穴子は抵抗ないが、私が、鰻の握りずしに、

期待を持ち過ぎたからだと、妙に納得した土用に丑の日だった。