脳と運動の関係

今月7月は、地域包括支援センターによるオレンジカフェに参加する機会に恵まれている。

 

というのも、私が認知症を学んでから、かなりの時間が経過している。

又、自分もいつそのような状況に陥るかは、天のみ知るなんて、言い逃れが済まされない年齢になっている。

 

事前に、知識があれば、早期に発見できる可能性が大である。

 

確かに、今日のオレンジカフェで、私は、努力次第で、防げる可能性のある「目から鱗」の内容だった。

 

最新の知見によるデータをもとに、実際に関わっているドクターによる内容には説得力を感じた。

 

ハーバード大学医学大学院准教授・ジョン・J・レイティ博士著の「脳を鍛えるには運動しかない」副題として最新科学でわかった脳細胞の増やし方

を、ベースにして、ドクターにより分かりやすい説明で進んだ。

 

運動をすると、気分がすっきりするという問題に、脳細胞の活性化が大いに影響しているそうだ。

 

嘗ては、脳細胞は再生しないと言われてきたが、准教授によれば、脳細胞は再生し、何と脳細胞は成長するという。

 

その脳細胞の再生のカギを握っているのは運動と、結論付けている。

 

私は、この段階で、自分の中でというか、頭が明確に爽快になっていくのが分かった。

 

私は、毎日できる限り、散歩を続けているが、例えば、文字化に突き当たると、散歩に出かけることにしている。

突如として、そうか、こんな表現があったと気付くのである。

 

恐らく、少なからず、脳細胞を散歩で活性化しているのである。

 

従来の認知症とは、まったく新しい切り口に、自分のことは自分の努力が

如何に大切かと考える場となった。

 

締めくくりに、「脳のために運動している」と、背筋を伸ばして、外に出て、地に足をつけて、しっかり、歩き続けようと想った。

 

新しい知識を得たという満足感に満たされたオレンジカフェだった。