地球が微笑んだ日

いつものように、新聞に目を通すのが毎朝のルーティンになって久しい。

 

今日は、何故か、一面を開いて、楽しみにしているコラム欄に目を転じて

私はとても幸せな気持ちになった。

 

日本経済新聞の今日、即ち7月19日に掲載されている今日の日についての

内容に、私は小躍りしたいほど、嬉しい想いに満たされた。

 

夜空の星を、しばし見上げるという書き出しに、自分と同じ行動をしているという親しみを感じながら、読み始めた。

 

米欧が共同開発した探査機カッシーニが、7月19日であり、この時刻に担当の科学者が、「この時間に空を見上げて祝福の笑みを浮かべて」とメッセージを投げかけ、各国の多くの人が賛同、参加したと続く。

 

最後に、科学者の呼びかけから、9年前のきょうを「地球が微笑んだ日」

という、結びが「最近では泣きっ面がちの地球を笑顔にするために何が

必要か。考え続けたい」と最後は小気味よい辛口で締めくくっている。

 

まったくその通りで、自然に笑顔になり、頷いてしまう。

 

「今日は何の日」から、これまで多くを知り得たが、今日は格段に私の心に、ひたひたと、砂漠の中でオアシスに巡り合えたような満ち足りた気持ちになった。