落ち葉との追いかけっこ

まだ、ヘルペスが私の体調を支配しているようだが、今週を振り返ってみると7日の午前中は、脳神経外科の診察があり、夕刻からは会議だった。

 

翌8日は、認知症疾患医療センターと地元の地域包括支援センターによる

「認知症の方とのコミュニケーション」のオレンジカフェに出かけた。

 

認知症の方との関わりも、私が学んだ頃より既にかなりの時間が経過しているので、新しい知識を学ぶ必要性を感じていたからである。

 

やはり、参加して良かったというのは、「神経心理学的な視点から」で、

これまでと異なった側面からの関わり方であった。

 

正直、全て冷静に数値で結果を導く手法に、一寸、冷たさを感じる箇所もあったが、そこが逆に欠かせない必要な部分ともいえる。

 

翌、土曜日も全く未知の世界を知りえることになり、最近の私には見られなかった嘗ての行動パターンに、何処からともなく、満足感がある。

 

考えてみれば、コロナ禍の前は、かなりパワフルに動いていたので、私には、とても懐かしく充実した三日間を過ごしたのである。

 

その勢いが、日曜日まで持続し、猛暑続きの毎日に街路樹のマロニエの葉が枯れて、道路にカサカサと乾いた音を立てている。

 

私は、嗚呼、今年も又、この落ち葉との闘いが始まるのかと思うと、うんざりする。

 

マロニエというか、栃の木を採用している土地を探して、処理方法を聞いてみたいと思い、検索すると、江戸川区では区の木、栃木県は県木と知り

一度、担当者に電話をかけてみようと思っている。

 

発想者は、友好関係を築くためという目的で植樹されたが、その発想者は既に地元から居を移しており、落ち葉の季節になると、迷惑な置き土産に地元の住民にとっては悩ましい限りの日々が続くのである。