第七波?

新型コロナウイルスが急増してきたというニュースに、案じていた予感が現実に置き換わった。

 

頭をよぎるのは、これまで以上に感染力が強い株のようで、真面目にウイルス対策を心がけてきただけに、気持ちが重くなる。

 

本当にどこまで、ウイルスとの共生生活が続くのだろう。

そろそろ、解放してくれないだろうかと思うのは、私だけではないと。

 

つい弱音を吐きたくなるが、ある記憶が蘇ったのである。

確か、廃棄しないで資料として残してあると、探したところ見つかった。

 

それは、コロナ禍の2020年春に、ヴィヴィアン・リーチという人が書いた

「人類の皆様へ」宛に、「新型コロナウイルスからの手紙」が紹介されて居ているもので、教育の現場でも取り上げられた。

 

新型コロナウイルスは、私たち地球上の人類に、警鐘を鳴らしている。

地球の汚染、争い、物質主義をやめて、地球とすべての生きものを大切しましょうといった内容である。

 

これらを反省して、続けていくならば、さらに強力になって帰ってくるかもしれないと結んでいる。

 

指摘されている点は、どれも、痛いほど、心に刺さる言葉であり、未だに解決していないのである。

 

つまり、第七波は、七通目の新型コロナウイルスからの手紙ではないかと

私は受け留めている。

 

改めて、手紙を読み返す。