信じられない

先月、マンションの管理員が交代して、新しい管理員と行動を共にすることが多く、今日も午後から、照明器具の点検がある。

 

確かに、人類にとって欠かせない「灯り」は、安全、安心のために不可欠とされる。

 

烏滸がましいが、取り敢えず、理事長という立場の私は、これまでは一人の居住者として見過ごしてことに、初めて、任務の重さを感じた。

 

という次第で、取り敢えず、私用は午前中に片づけようと慌ただしくしている時、ラジオから耳を疑うようなニュースに、信じられなかった。

 

横浜中華街で現存する最古の中華料理店「聘珍樓」が破産手続きをしたという。

 

家族で数回、足を伸ばして食しても、いつも満足感に満たされた。

特に、父親は疎開するまで、神戸で過ごしていたせいか、中華料理が好きだったようで、もう、老舗の味は、懐かしい思い出でしかなくなる。

 

何だか、人生100年と言われているが、時代の変化と言い、そのスピードに、さてさて、若くはならないだけに、寂しさの量が増えるばかりだと、

愚痴っぽくなる自分に、情けないぞ、頑張れという声が何処からともなく

聞こえてくるのだが。