温度差と体調

今日は水銀温度計を発明したドイツの物理学者ファーレンハイトの誕生日と知る。

 

私は幼少期に猩紅熱による発熱で、水銀温度計は、限界を超え、破裂したという体験を持っている。

 

その時の母親の動揺とは異なり、水銀のコロコロと転がる灰色の水銀の色に「綺麗」と感じた記憶が鮮明に母親の動揺とに反して「綺麗」といっ病状の重さとは異なり鮮やかに残っている。

 

其の後、高齢期になる今も、体調のバロメーターとして、起床時に検温を怠らないでいる。

 

現在は長年使用していた水銀体温計と電子体温計の温度差に、私のために努めてくれた水銀体温計に別れを告げた。

 

コロナ禍の時代、少しでも感染を怠ることによって、他者への弊害を対し

いわば朝のリューティーンの一つとして、目覚めるとまず、検温を確認後

今日も大丈夫と弾みをつけて、朝の更なるリューティーンに繫ぐ。

 

しかし、まあ毎日温度差と思わぬ気候の変化に惑わされることの多いことかと、バッグには「晴れ女のマリ子」と言えども、自信が持てない。

 

やはり、メイストームと言われる所以であろうか。