今日を逃してはと

昨日から空模様と相談していたが、一瞬素晴らしい太陽が顔を見せてくれたのをきっかけに、「晴れ女」の私は、嘗て約束していたので、思い切って相手先にお届けしようと決意した。

 

些か、時折曇り空になるも、やるっきゃないという私の体力がないくせに

鼻ぱっしらが優先する。

 

最近、タクシーを利用する機会があり、今日の運転手さんは優しく、トランクに乗せた荷物を相手先まで届けるてくれるという優しい心遣いに、心底、有り難いと思った。

 

久しぶりに利用した神保町付近も、様変わりの傾向がみられ、世代の変化を感じつつ、何気なく、心あったかい運転手さんに、景気動向を測る上で

タクシーの利用車も含まれているので、話しかけた。

 

目的地まで、他愛無いおしゃべりをしながら、「最近は利用者が増えましたか?」と尋ねたところ、「お陰様で利用者が増えて来ました」と。

 

一時期、私も小さな経営者だった経験もあり、例え、僅かでも景気が回復途上にあることは、素直に喜ばしく思った。

 

コロナ禍後、人との「生の会話」が途絶えて、私のようなお喋りには、大変な苦痛であるが、僅かの時間、車中で心穏やかな運転手さんとの会話は

人間らしさを取り戻す貴重な時間になった。

 

勘というか、閃きというか、「その時」がチャンスであると、相変わらず

生来の性質は変わらないのだと、つくづく思った。

 

結果次第であるが、勘や閃き感が、私にはとても生きがいでもあり魅力を感じるのである。