元気になりますように

朝から温度が上がり、私も伸び伸びとした日が送れそうな気持が久しぶりに戻ってきた感じがしている。

 

気持ちばかりで、何かしようかなと手を付けるもすぐダウンしてしまう。

嘗て我々の年齢になると、疲労感が平均して大体三日後に襲われると、同世代の友人たちとの共通項で一致していた。

 

コロナ禍前、出かけて別れる際の合言葉は「三日後に三日後に気をつけましょうね」と声を掛け合ったものだ。

 

この共通項によれば、今日からお疲れモードになるところ、翌日から始まり、一向に回復の傾向はみられない。

 

午後、予約していた待ちに待っていた病院に出かける。

背中を通して、体に温もりを感じながら、桜は既に若々しい葉に代わり、

花街道の花がたわわに満開状態である。

 

症状を説明し、レントゲン写真と採血の結果は、コロナ感染もなく、ホットするも、疲労回復のために点滴をする。

 

凡そ、30分間の点滴の時間も、うとうとと、軽い睡魔に襲われる。

こんなに疲労が続くとは、情けなく、友人も案じて、マメに連絡を入れてくれるのが、とても有難く心強く、持つべきものは良き友である。

 

これまで、一日の時間が長く、特に夜の時間の長さには閉口している。

 

相変わらず、「ラジオ深夜便」がBGMの役割をしている毎日が続いているが、古い友人のお母さまが、先ず、目が覚めて、就寝後もテレビをつけっぱなしにしているのよと聞いたことを思いだした。

 

そのお母様に尋ねたところ、人の声や音が聞こえないと不安だからと。

確かにご主人を亡くされた後は、一人住まいもあって、人恋しいのではと

察したが、まさか私がその入り口に正に立っているようである。

引き込まれないように、やはり、頑張らなくちゃね。

 

お陰様で、点滴の効果は「大」で、体の切れもよくなったように思う。