漢字表記

今朝から、天気予報では盛んに、3月のスタートは「雨模様」との報道に、

思わず、空を見上げたところ、ぼんやりとした「春霞」とは程遠い空だ。

 

何となく、弥生と聞いて、「菜の花の辛し和え」が食べたくなり、散歩がてら銀行や、郵便局を回り、スーパーに足を延ばした。

 

店内には、緑色の野菜がとても、生き生きと、存在感を感じた私は、アスパラガスも買い求めて、早速昼食にと、キッチンに立った。

 

思い切り、春を堪能した美味しい昼食を済ませた。

 

最近、郵便物の配達時刻が、大体夕刻の6時過ぎにポストに投函されるようになった。

 

日本経済新聞の夕刊に「あすへの話題」というコラム欄に、火曜日は、作家の井上荒野氏が担当している。

 

今日のコラム欄のタイトルが「漢字の感じ」とあり、「漢字表記か、ひらがな表記か」について、氏は「ひらがな表記」でないと自分の文章では、なくなっていくと記してある。

 

実は、昼食で、私は「春を堪能した美味しい」という「美味しい」と「漢字表記」である。

 

実は、パソコンに打ち込む度に「ひらがな表記」の多さに、何度も変換キーを繰り返すのだが、満足できなくて、愛用の1977年(昭和52年)、ゴルフ場の記念品の三省堂の辞書で、「漢字表記」を探すのである。

 

「漢字表記」と「ひらがな表記」ではあるが、季節の味わいには変わりがないのでは思うのだが、生意気だが伺ってみたいと想った。

 

段々、「ひらがな表記」が多くなっている現状に、私としては何となく日本人としての感覚表記にまで、考えが及ぶのは加齢も影響しているのだろうかとも、悩ましく感じたのである。