ふるさとに雪が降る

夜半の雨で、今朝の空は大変重苦しく厚い雲で、ご機嫌斜めな日曜日。

 

今日も、散歩は様子眺めだなと思い、いつものように、メールボックスを

開くと、昨日は24節気の一つ、「雨水」である。

 

やっと、春が来ると気持ちが明るくなる楽しみに繋がる日である。

 

然し、ふるさとからのメールには、朝から横殴りの雪が降っている風景に

「信じられない、温暖で、霜柱の経験は記憶にあるが、雪が降ったという

情景とは想像できない」と。

 

メールによれば、炬燵で丸くなっているかどうかは、想像の域であるが、

炬燵とは、懐かしく思った。

 

「都心でも降るぞ、降るぞ」と掛け声はあるものの、お陰様で午後には、太陽が遠慮がちにひっこりと顔を出し始めた。

 

この機会を逃してはと、散歩に出かけると、意外に風がなく体感的に寒さを感じずに、一回りしているうちに、また、ご機嫌が悪くなり、パラパラと傘をさすほどではないが、雨雲が空を覆っていた。

 

今年は何だか、気候がとても異常であり、先ず、私は、暫くご無沙汰していたふるさとの母校と、お山を挟んで、お隣の小学校のブログは、雪風景

がupされていた。

 

更に、東京では路地でも既に白梅は満開で甘い香りを漂わせているというのに、ふるさとの梅の蕾は数輪咲き始めているが、まだお口が固いように見える。

 

「梅」の開花の次には、ふるさとの美味しいピンクの「桃」の花が咲くと

聞いているが、今年の「桃の木」は、じっと寒さに耐えているのだろうかと想うと、異常気象の成せる現象なのだろうか。

 

読書を済ませ、就寝しようと、カーテンを開けたら、目の前に、17日の

満月から、かなりスリムになったお月様が、煌々と輝いていた。