21時からの読書タイム

毎日が日曜日で、コロナ禍で、嘗てのようには自由な行動を控えるようになった私は、「ラジオ深夜便」を聞くような、聞かないようなスタイルを続けていた。

 

今年になって、新聞の活字以外に物足りなさを感じ、隣の図書館で、出来るだけ、読みたい本をリクエストしている。

 

メールで、図書館からの連絡が入ると、隣接ではあるものの、即座に、受け取りに行くのが楽しみである。

 

幸いにも、マンションには「USEN」の設備があるため、今もUSENから流れて来る音楽を聴きながら、パソコンに向かって打ち込んでいる。

 

恵まれた環境を利用して、最近は、音楽をかけて、夜の9時から12時までを限度にして、読書をするように、生活のスタイル、リズムを変えた。

 

寄る年波で、眼鏡をかけて本を読まなければならないのが、一寸、辛いが

ついつい、引き込まれて、気にならなくなった。

 

傾向としては、小説を読むより、エッセイの方が好みでもあり、ヒントや

次に学ぶ材料を提供してくれるからでもある。

 

また、納得や快哉をを叫びたく本に出合う喜びは尽くしがたい。

 

昨夜、読んでいた松浦弥太郎氏の先月27日に、刊行したばかりのマガジンハウス新書「新100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート」に、『机の上に何も置かない 白い紙から仕事を始める」との記述に、思わず、私は同感であり、うなずいていた。

 

現在、図書館より4冊の本が、ページを開くのを今夜も待っているようだ。

 

お陰様で、乾燥しきっていた私の頭脳が少しづつ潤ってきたようだ。