今日しかない

天気予報の通り、朝から大人しく巣ごもりで、今日はやり過ごすしかないと決めた。

 

が、気になっているというか、気が咎めている約束を、昨年末から未だに

ずるずると、引き伸ばしている。

 

新しい年を迎え、第一目標に掲げ、奮起するも、今一つ、弾みがつかなく

一月も過ぎ、既に2月も三分の一が過ぎた。

 

何時から私は、なんて情けなくなったのだろうと嘆いても始まらない。

 

ところが、今日の私は、天候のせいもあり、8時過ぎから、今日は絶対に

頑張り抜こうという意欲が、体から伝わってくるのを覚えた。

 

では、やりましょうかと、相棒のパソコンにも、活を入れて、始めるや、

お陰様で、事前に頭の中にインプットされていた材料が、順調にするすると、滞りなく進んでいく。

 

この心地よい緊張が途切れないことを願いながら、作業を続けた。

 

以前から、私は、チェストの上で、立ったままの状態で、パソコンに向かって、早や、10年になる。

 

丁度、身長と、チェストの高さがマッチしているので、前傾姿勢にならず

背筋を伸ばしてパソコンに文字を打ち込めるのである。

 

作業の纏めが近づいた頃、足の脹脛の張りに気が付いた。

 

これまでになく、異常なまでの足の重さを感じたと、同時に、最近の私は

寒さを理由に、散歩を目標の半分しか実行していないと、分かった。

 

リハビリを一日休むと、取り戻すのに、プラスワンで、結局、2日分をクリアしなければいけないと、聞いたが、全くその通り、如実に、表れてしまった。

 

外は、雪とも霙ともつかない状態が続いているので、今日は、目標の一つを片付けたという達成感、満足感で、お終いにしようと。

 

明日という日があるではないかと、「頑張らないで頑張れば良し」と、しかも「やり遂げたのだから」と、言い聞かせ、早々に、電気毛布をスイッチオンにして、ベッドに潜り込んだ。

 

温まってきたせいか、いつの間にか、パンパンの足の張りもなくなった。

 

今日の頑張りが報われればと想いながら、既に次の目標を考えていた。