電子メールの縁

1月23日は、郵便局では「いい(1)ふみ(23)」として、この日には「文を出しましょう」と、宣伝していた時代を思い出した。

今も継続しているのだろうか。

 

今日は、1994年(平成6年)に、電子メッセージング協議会(現・Eジャパン協議会)で、「いいふみ」と語呂合わせで「電子メール」の日と制定したとエレベーターで、知った。

 

2018年1月23日、母校の小学校の校長先生から、突然、メールが届いた日で、振り合えって見ると、61年ぶりに、私が卒業生だったと認識した。

 

実際に母校に帰るのは、6月で、打ち合わせ等々を、全てメールで解決し、

6月中旬の帰郷時に、校長先生と、「初めまして」となった。

 

61年の歳月は、懐かしいふるさとの風景は、すっかり様変わりをしていたが、梅雨期にも関わらず高く晴れ渡った空の美しさ、新鮮な自然の香りを残した空気、時折頬を優しく吹く風は変わっていなかった。

 

その日を境に、私は改めてふるさとの良さに魅せられてしまった。

 

離れていただけに、地元の人にとっては、当たり前として受け止めている数々のことが、私には、新しい宝物を見つけたような「ふるさと愛」に、

目覚めてしまったのである。

 

校長先生からのメールがなければ、私は「ふるさと」を思い出すこともなく、東京がふるさとのように受け止めていただけに、4年前の今日1月23日のメールは、私にとって、ふるさととの「縁」を繋いだ大切な日である。