113系電車と蝦蛄

気の向くままにパソコンで、検索していたところ、毎日新聞の11月25日の記事によれば、JR山陽線が、1891年3月に、岡山県内に開通して、130年を記念して、特製のヘッドマークを一部の電車にとりつけた113系電車と

貨物の機関車が、今月12月から、来年の2022年2月まで走っている。

 

ヘッドマークには、桃太郎が描かれているのが分かる。

61年ぶりにふるさとに帰郷した際も、岡山駅から山陽線を利用した。

 

中学校と、高等学校1年までは、まだ、窓を開けると、ばい煙が入ってくるといった時代から、現在は、黄色の電車に変わり、車窓からの変わりゆく風景を、目で追いかけていた。

 

突然、話が変わるが、日本経済新聞の月曜日の夕刊に、発酵学者で、文筆家の小泉武夫氏による「食あれば楽あり」といった連載欄がある。

 

昨夕6日は、北海道小樽市の張碓の「秋シャコ」は、今が旬で、文面からも、その美味しさが伝わってくる。

 

「蝦蛄」と言えば、わがふるさとで、私も採れたての蝦蛄と格闘しながら

淡白なようで、しっかりした味に魅せられて、よく食した。

 

上京後、関東では縁がなく、お寿司屋さんで、蝦蛄を探すが、なかなか、

機会がなく、あの味を探していたところ、昨夕、北海道ではあるが、蝦蛄

が、小泉卓夫氏によって、私はふるさとの蝦蛄を思い出してしまった。

 

私は、早速検索してみると、瀬戸内の蝦蛄は、春から初夏、秋から初冬が旬と紹介されている。

 

出来れば、来年の2022年2月までに、帰郷すれば、113系のヘッドマークを付けた電車に乗り、蝦蛄を食することが叶うのではと、希望を持ちたいところだが。

 

今は、変異ウイルス株の「オミクロン株」の感染が広がらないことを願うばかりである。