アフターコロナへ

26日と27日の二日間、明け方の肌寒さに、久しぶりに喉の痛みに、薬を飲むと、急に睡魔に襲われて、ウトウトし始めた時、固定電話が鳴り、起こされた。

 

最近、リサイクルショップから、不動産会社から、連日電話がかかってくるが、決まったように、同じフレーズである。

 

相手も仕事なので、私は、ぐっと我慢して、ぱちんと切らないで、話を聞くようにしている。

 

何故かといえば、以前も取り上げた記憶があるが、巣ごもり生活をしていると、メールで、無言の言葉を発しているのだが、実際に声に出して話す機会がないために、健康の為に、セールスの電話にしても、できるだけ、丁寧に接することにしている。

 

丁寧に聞くことによって、怪しいかどうかを判断するゆとりも生まれる。

普段は、童謡を歌うように努力はしているが、今日は、それもかなわず。

 

かすれた声に相手が気づき、お大事になんていわれると、まんざらでも

ないなあと思う。

 

コロナとの共存が重視されると思っていたが、既に、アフターコロナへと進み始めているようである。

 

早くも、クリスマスケーキを始め、来年のおせちの予約、喪中の年賀状の案内、手帳等々のアフターコロナに向けて、動き始めている。

 

新聞紙面からも、アフターコロナに関する様々な業種が、取り組みを始めているのが鮮明に感じ取れる。

 

夕刻になって、喉の痛みも取れたので、私自身もアフターコロナについて

前向きに考えようかなと、見上げた夕空に、くっきりと飛行機がキラキラと翼を輝かせながら、機首を上げている。

 

時計を見ると、16時35分、きっと、良いことが起こりそうな予感がする。