雲量ゼロの空

今朝の天気予報で、今日は「雲量ゼロ」の素晴らしい青空に恵まれていますとの解説に、カーテンを開けると、本当に雲一つなく、澄み切った空に見入ってしまった。

 

エレベーターには「今日は空の日」とある。 

1910年(明治43年)に、日本初の飛行船が東京上空を飛んだとある。

 

飛行船と言えば、かつて、緩和ケア病棟で、ボランティアをしている時に

企業名の入った飛行船がゆったりと、気持ちよさそうに飛んで、9階にある病棟の近くまで近づいて、入院中の方たちを楽しませてくれた。

 

上空の飛行船は、病院の建物と知ってのことか、何度も、真近かまで来る飛行船に向かって、思わず、手を振っていた思い出がある。

 

明治時代末期に、既に日本で、飛行船が飛んでいたことに、興味を持った私は、早速検索したところ、和歌山市生まれの航空先覚者の山田猪三郎氏によって、日本で、初めての円筒型の気球を発明したとある。

 

山田式一号飛行船として、初の往復飛行をしたと分った。

今日のようなスカッと晴れ渡った青空に飛行したのだろうか。

 

青空と言えば、ふるさとの「あさくちブルー」を思い出し、高く澄み切った空に、もし飛行船が飛んだらと、空想の世界に想いを馳せていた。

 

終日、今日は雲量ゼロで、夜空には、今日は99.6%の輝面率のお月様が、

昨夜に増して煌々と輝いている。