東京にも秋が来た

大好きな金木犀の香りもしなくなり、小さなオレンジ色の花も盛りを過ぎたようで、何となく、寂しい想いでいた。

 

夕刻、東京にもすすきの穂が開いたと聞き、嗚呼、刻々と、秋の佇まいに変わりつつある東京の秋の夜長に、想いを馳せていた。

 

昨夜、友人から、「南の空に半月が輝いている」というメールに、散歩の時に見逃していたことに気づき、ベランダからは見えないので、外に出ると、丁度、雲間から、「こんばんは」と。

 

然し、期待していた上弦の月は、台風14号の影響か、黒く想い雲が足早に夜空を駆け巡っている。

 

昨夜、一日早い上弦の月を見ることができただけで、満足しなければと、

友に感謝しなければと思ったのである。

 

今日の午前中も学習室から、雲の動きが窓越しに和kる程、変わりやすい

気象状況で、隣接していても、傘を持っていくといった空模様である。

 

このところ、関西地方は、大型台風の発生の影響か、お天気がご機嫌斜めであるようだが、東京も、その余波を受けているといえそうな不安定さで

ある。

 

今夜も黒い雲と追いかけっこするように散歩から帰って来た。

 

このところのふるさとのお天気が気になり、3年前の倉敷市真備地区の大水害を思い出すことが多い日が続く。

 

岡山河川事務所のライブカメラで、小田川と高梁川の状況をネットで、今日も見ていたら、場所によっては、カメラに水滴がみられる一方では、道路沿いのすすきの穂が開いているのが見えた。

 

ライブカメラで、ふるさとの秋を共有できるという新しい発見は、嬉しく想う反面、もう二度と、安心できる季節を伝えるカメラの存在であり続けて欲しいと、願っている。