2学期を迎える

自宅の前の道路を渡ると、小学校、公園、高等学校があり、区内の学校はコロナ禍の中、2学期を迎えました。

 

1週間程前に、高等学校を取り巻く植え込みの雑草取りを、日中の熱い最中にも拘わらず、汗を拭いながら生い茂った夏草を刈り取っている。

 

間もなく、2学期が始まる前に、教職員だと思われる人たちが、ソーシャルディスタンスを意識してか、適当な距離感で、モクモクと、作業を続けている姿に、教育者の生徒を思いやる温かい心遣いに胸を熱くした。

 

一方では、公園を挟んだ小学校では、嘗て、20年前に少子化という時代に、隣接する小学校と合併した校舎で、2年程前も、区内の小学校の建て替えで、移転後、暫くはお休みしていました。

 

こちらも、先生方が、あちらこちら、清掃道具を持って掃除している。

都立の高等学校といい、引っ越してくる区立の小学校といい、それぞれが

子ども達の為に、気遣いが感じられ、いつしか母校に想いを馳せていた。

 

今日からは、合併した先の小学校が、建て替え工事のために、2学期から、2年近く、元気な子ども達の声を、聞けるのが楽しみです。

 

コロナ禍で、もう1年近く母校に帰れない状況の私にとって、朝夕、子どもたちの声が聞こえ、笑顔に出会えるかと想うと、スイッチが入る。

 

9月から、隣接する図書館の学習室も、受験生を案じなくても、午前中であれば、遠慮なく利用できる。

 

早速、アウトプット能力、脳活のために、先ずは、コロナ禍で「話す」のはご法度であり、「書く」作業であれば、可能である。

 

途中で、挫折した「肉筆」で、「書く」行動を久しぶりに始めた。

 

巣ごもり状態の自宅では、直ぐ、ダウンするところだが、ちょっと学習室に環境を変化しただけで、頭がすっきりと、クリアになって快適だ。

 

気を取り直して、9月になったらと考えていた予定が、思い通りに捗った。私にとっても今日から「2学期」が始まったのである。