8月の満月に誓う

朝から、空ばかりが気になって、満月までには、まだまだであるが、待ちわびているだけに、落ち着かず、ソワソワする。

 

更に、朝刊に24日のパラリンピックの開会式にも、ブルーインパルスが、

今日の午後2時ごろに予行演習で、都内を飛行すると知る。

 

昨年の新型コロナに従事している医療者に感謝を込めた飛行コースの地点まで、ちょうど、熱い真っ盛りの時間だが、散歩を兼ねて出かけた。

 

残念だが、今日は、昨年の5月のコースとは違っていた様で、「音はすれども姿は見えず」との結果に、自宅までの暑さが堪えた。

 

夕刻から、気のせいか、雲が重く垂れこめてきたように想いながら、8時過ぎに何時もの高等学校の校庭近くで、見上げていたが、見えない。

 

諦めて自宅に帰る途中で、近くのビルの後ろの空が明るくなっている。

 

もしかしてと、この方向であれば、我が家のベランダから見えるのではないかと、カーテンを開けると、丁度、右上に非常に煌々と輝いた待ちに待った8月の満月が、大きくくっきりと見えます。

 

時刻は、20時51分、その満月の上をきらきらと輝く木星がいつもより、

明るさを増し、正に「満月と木星のコラボ」です。

 

その大きな満月に、恐らく取材用のヘリコプターが赤と緑の夜間照明を

点滅させて、横切っていくヘリコプターが、別名「スタージャン」といわれる「チョウザメ」に見えるという素晴らしい偶然の天体ショウである。

 

その後、満月はどんどん上昇していくが、通り過ぎる雲からも、明るさが

衰えずに輝いている。

 

ベランダから身を乗り出して、満月を見続けたが、等々、視界から見えなくなった。

十分に堪能したという満足感と、幸せに満ち、心が洗い流されるような

想いになった。

 

これ迄も、私は毎月、満月を楽しみにしてきたが、今夜の満月から、何か

何時もと違うと、検索した結果、特に今年、8月の満月はブルームーンでもあり、大変珍しいと知る。

 

こんな素晴らしいチャンスの夜に、私は、ある想いを心に誓った。