雲ばかりの空

昨夜のお月様の素晴らしさに、期待を持って、夜空散歩をするも、昨夜と違い、重苦しい灰色に雲を隙間なく覆っている。

 

あまりの雲の表情から、息苦しさを覚え、間もなく、1年を迎える脳外科で

入院した時に、病室から見えるスカイツリーが見える場所まで足を延ばし

目の前に、真っ白なスカイツリーが見えた。

 

術後前のカテーテル検査の際も指定するほどのお気に入りの病室であり、

9月の手術後は当然指定したほどである。

 

見上げると、今日のスカイツリーは真っ白い装いのままである。

然し、白い色が大好きなに私は、とても心の休息になった。

 

だが、今日は、昨日と同時刻であるにも関わらず、頭から押し付けられるような重苦しい雲が立ち込めている。

 

いくら待っていても、疲れるだけと諦めて自宅に帰る。

空はふるさとと繋がっているとの想いが、今夜は残念だが、諦めるより

仕方がない。

 

明日が8月の満月というが、ご挨拶できるかなあ。