3か月に一度の銀座

緊急事態宣言中に、銀座へ出かけるとは如何なものだろうと、何事ですか

「弁えなさい」といわれそうですが、不要不急の外出ではないのです。

 

コロナ禍の前、病気の方とお話相手として接する時、「笑顔」になると、「歯」が僅かでも見えるので、相手に不快感を与えないために、「歯」を清潔に手入れしておくのは、当然礼儀上、不可欠だと思っている。

 

そのために、3か月に一度の診療を兼ねたケアで、偶々長年のお付き合いの

デンタルクリニックが銀座にあるから、銀座に出向くのである。

 

今回は、かねてのハプニングの件以降、小児科を除いて徹底的にオーバーホールをするつもりでいた。

 

ドクターも今回は念の為に、レントゲン撮影他、丁寧にチェックした結果

一か所、早期の治療というか、予防に近い箇所が見つかった。

 

早速、来月早々、治療を始めるので、銀座に出掛ける。

 

治療後、一つのルーティンのようになっているのが、嘗て、銀座で美術の

仕事をしていた場所は10分もかからない位置で、今は既に当時のビルから

近代的な装いの建物に変わっているが、するりとその前を通り向けてから

帰宅するのである。

 

いわば、私の人生における「商いのふるさと」であり、往時を懐かしく想う治療後の楽しみといえる。