セカンドステージ

8月1日の日本経済新聞の朝刊のコラム欄「春秋」によると、教育関係者からの格言が掲載されている。

 

紹介すると、「凡庸な教師はただしゃべる。よい教師は説明する。すぐれた教師は自らやってみせる。そして、偉大な教師は心に火をつける」と。

 

この引用された米国のある文筆家が残した言葉に、私は、今年の3月末で、

母校の小学校を定年退職した、校長先生を思い出した。

 

母校のホームページには、いつも子どもたちに加わって楽しそうな表情の

校長先生は、温かいまなざしと「笑顔」が印象的だった。

 

今年の4月からは、セカンドステージで、中学校の学生たちに、いつもの

変わらない「笑顔」で、指導に活躍をして様子が、想像できます。

 

母校のPTAの70周年記念を機に、私を、61年ぶりの「ふるさと」に招き、

その後、学校運営協議会のお手伝いをすることになった。

 

実にアイデアマンでもあり、ユーモアにも長けていた校長先生に、私を、

見事に、「ふるさと愛」に目覚めさせたのである。

 

然し、私にとっては、既に、社会的にも後ろ向きの人生の坂を登り始めた

時期だけに、「生甲斐」を感じ、ふるさとに帰るのが、楽しく、これまで

あまり、「ふるさと」を身近に感じていなかった私は、初めて、ふるさとに帰る喜びを味わった。

 

セカンドステージで迎えた初めてのお誕生日、おめでとう!