小さな鰻博士たち

今日は土用の丑の日である。

 

この日に私は、母校の小学校の2021年2月22日のブログを忘れずに、必ず、紹介しようと思い続けていた。

 

東京ではコロナ禍のため、母校に帰れない日々の中で、唯一のパワーの源は、母校の小学校のブログであった。

 

遡ること、2021年2月22日にアップされているブログは、2月19日の4年生の「国語のなぞを追って」の学習で、「ウナギ」について、さらに興味を持った4年生は、ウナギについて学習をしようというのである。

 

理科の担当の先生より、海(塩水)で生まれたウナギが、川(真水)で育つという不思議である。

 

ウナギの「ぬるぬる」には、毒が含まれているので、生では食べられないそうだ。

 

だから、皮の部分をかば焼きと称して、しっかり、香ばしく焼くのかなと思ったのである。

 

更に、我がふるさとには、懐かしい私の水遊びの場であった里見川では、夕刻、カワウと天然ウナギの格闘に出会ったそうだ。

 

母校のブログには、まだ多くの貴重な自然の営みがアップされていて、私にとっては、東京砂漠で過ごしているだけに、ほっと心が休まるとともに

叶うならば、自分の目で確かめたい想いに駆られる。

 

因みに、食品ロスで、土用の丑の日のウナギのかば焼きは、予約者のみに

限られている。

なにかにつけ、ゆとりのない都会生活に、カサカサになりそうな気持を、ふるさとの自然の懐が、恋しく、なってくるのである。