照明が夏バテ

お陰様で気がかりな問題もほぼ、予定通りに解決し、ほっとするのも束の間で、昨日の深夜から、部屋の天井の照明器具の一つが、何となく元気のない灯りに、もしやと思って気にしていた。

 

心配した通り、今日の早朝に点灯のスイッチに反応しなくなった。

電池切れの可能性もあるかと、電池を交換するも、全く反応なしである。

 

もう一方の暫く使っていなかった方の照明にスイッチ入れると、点灯し、これで休日明けまでと思った途端に、プッチンである。

 

どちらも、引っ越し後、10年働いてくれた灯りも、私同様、歳をとっていたのである。

 

今日までは4連休のため、イライラして、折角回復してきた体調を崩してはと、夜空散歩に、夕食を済ませ、シャワーを浴びて濡れた髪を乾かしながら、目標の1万歩を、足元に気を付けながら、夜空を見上げながら歩く。

 

夜風に濡れた髪を乾かしながら、昔は、夕涼みといって、庭に縁台を出して、浴衣姿に、足元には蚊取り線香を置き、内輪で涼をとっていた風景を思い出していた。

 

今は跡形もない実家の前の川には、時々ホタルが飛んでいた。

日中の喧騒も、東京オリンピックを自宅で楽しんでいるらしく、人通りは

まばらである。

 

ふるさとの夕涼みを思い出しながら、自宅に一歩入って、玄関の灯りは健在なので、はずみで、部屋の照明にスイッチを入れても、やはり、反応することはなかった。

 

今、何が起こるかわからない不気味な時代なので、散歩に行く前に懐中電灯をバッグに入れていたので、不自由はなかった。

 

今夜も、深夜近くの夜空に昨夜の満月とも劣らないお月様が輝いていた。