夜空を見上げながら

朝から今夜の満月を楽しみにしている。

 

お陰様で、やっと体調が回復したと、自信を持てるところまで漕ぎつくことができた。

 

一つには、プロの力を借りることで、苦手のデジタル生活が、簡略したことと、気になっていた数件の問題も、次々に今日で片付く見通しが付き、

肩の荷が降りたからである。

 

全く、あまりにも正直な私の自律神経に、人生の損失は大きいなと悔やむも、致し方ないとこれからも上手に付き合っていくしかないと頭を垂れる

のである。

 

最近、自律神経は、脳の疲れによって、色々な症状が出るとの情報に、確かに、いかに効率よく、スピーディに、目の前の処理に遮二無二になって

片付けようとしている私がいる。

 

もう一つ、昨年の9月の術後は、寒さにも負けず、毎日、日課として散歩をしていたが、この数か月、その生活パターンが気が付かないうちに、忘れていたのである。

 

気がかりな問題に集中する時間を多くとりすぎて、散歩に行くのをスルー

したのも、大きな要因である。

 

気が付いたのは、昨日から、これまでの青空散歩をやめ、夜空散歩に切り換えたのである。

 

ここ数日間の夜空をベランダ越しに見ていると、「天文のまちあさくち」がふるさとの私と気づき、今夜は「7月の満月」の日である。

 

一昨日の満月の前の素晴らしいお月様に、今夜の満月はどんなに素敵だろうと、空を見上げると、不吉な黒い雲の動きが私のいる方向に向かってきているように思うが、「晴れ女」の私だから、「夜空も晴れ女」と、思い切って出かけているうちに、黒い雲が無くなり、見上げた空は昼間の青空残した淡い青さが広がり、やがて白い雲の間から、お月様が顔を出した。

 

「バグムーン」といわれる「7月の満月」には、勢いを感じた。

検索すると、アメリカの先住民が名付けたそうで、ネイティブアメリカンは、毎月の満月に季節の名前を農作業や狩猟の目安としたそうである。

 

「バグ」は動物の「雄鹿」で今夜の月の輝きに力強さを感じたのも納得。

因みに、ふるさとに想いを馳せ重ねると、「ピーチムーン」である。