オリンピック疎開

この4連休を、「オリンピック疎開」をする人が多いとの報道に、嘗ての「疎開」という言葉が、コロナ禍において、大きく広がりを持ってきた。

 

テレワークで、東京を脱出して、地域へ移住している人が増えている。

また、一方では、地域生活に次世代をかけて移住したものの、想定外の問題も発生しているともいう。

 

気分転換に、ふるさとの不動産を検索し、間取りを見ながら、想いを馳せている自分に気が付く。

 

まして、自然にめぐまれ、大気も安定しているふるさとに、住みたいなあという想いはあるが、所詮は夢に過ぎないのである。

 

東京での生活が約半世紀になる私には、今更、生活様式を変更することが難しいのである。

 

矢張り「ふるさとは遠きにありて思ふもの」なのである。

昼食を終え、一段落を段落をしているところに、ふるさとからプレゼントが届いた。

 

開梱すると、部屋中に甘い「桃」の香りが広がった。

心温かいふるさとの方に、胸が熱くなる。