束の間の夢が始まり

眠れないままの昨夜から、僅か時間にして、数分間、ウトウトとしたようで、「ラジオ深夜便」の5時の時報で目が覚めた。

 

昨日、6月26日は、「露天風呂の日」で、岡山県の真庭市の湯原温泉が、「ろ(6)てん(・)ぶ(2)ろ(6)」の語呂合わせにより、1987年に制定したという、エレベーターの「何の日」が頭に残っていたようだ。

 

確か、小学校の高学年の時、父親が得意先から温泉に招待された際に、あのいつも気難しい父親が、なぜか、今風に言えば、度々出張先に連れて行ってくれたのである。

 

その時、得意先の宴会先が、湯原温泉だったと記憶している。

なんでも、男女混浴ということで、父親としては、気まずいとの思いか、

「娘は風邪気味なので、風呂は遠慮させます」と、風呂場に案内する中居さんに伝えていた。

 

実は、この場面が、夢なのか、現実なのかは、今朝からはっきりしたいと想っているのだが、どうも、話の辻褄が合わないような気もしている。

 

どうも、気になるので、検索するも、凡そ、60年以上前の出来事なので、すっかり、当時の記憶にはたどり着かなかった。

 

寧ろ、真庭市は、ドイツのホストタウンと知った。

後に、美術の仕事で、ドイツで有名なハイクラスの「バーデンバーデン」という保養地について、学ぶ機会があった。

 

「バーデン」とはドイツ語で「温泉」という意味だそうで、更に日本でも企業等が、保養施設ブームで、「クアハウス」という企画提案が求められ

ドイツ語で温泉を利用した療養の家を意味しているという。

 

つまり、福利厚生施設として、社員や家族のための保養や、健康増進施設の建築ブームが、各企業で競うかのように林立した時代であった。

 

流石、真庭市とドイツとのホストタウンは、ベストだと、これまた、検索したが、ドイツとの縁はないようであるが、コロナ禍でなければ、日本の

「バーデンバーデン」として、練習後の疲れを癒していただきたいが。

 

父親とは夢なのか、はたまた、思い出だったのかは、さて置き思いがけない美術時代の懐かしく楽しい現実を思い出すことになった。