空と睨めっこ

朝から真っ黒い大きな雲が、空を覆い、流れも速いといった、大気の不安定の空を眺め、急な雨にあっても良しと、洗濯物を外干した。

 

やがて、2時間後、驟雨というか、スコール状態の雨が勢いよく、あれよあれよという前に降り出した。

 

急いで洗濯物を取り込みながら、やはり、今日は無理かなと思いながら、ティータイムでもと、コーヒーを飲んでいるうちに、雨音が段々、静かになり、大粒の雨が、糸のように細くなり、やがて、降り止んだ。

 

雨が上がっても、まだ、僅かに怪しげな雲が流れている。

ここは、慌てず、ゆっくりと思っているうちに、レースのカーテン越しから、眩いほどの青空が広がって、雲一つない空に変わっていた。

 

このチャンスを逃してはと、また、外干しをした。

見上げた空は、すっかり、朝方の雨に洗い流されて、とても綺麗だ。

 

いま、夕刻の5時の現在も、ふるさとの「あさくちブルー」にも劣らない

雲一つない空が広がっている。

 

矢張り、何たって、夏空の青空が、最高だと、気持ちもいつも青空のように、すっきりとした日々が続くといいなあと、空を見上げている。